エージェント編

日本語 Windows で、pandora_agent が送信する XML の文字コードを Shift_JIS にするには

pandora_agent の設定は、pandora_agent.conf で実施します。送信する文字コードは、encoding という設定で行い、通常は次の通り UTF-8 になっています。

encoding        utf-8

日本語 Windows では、pandora_agent から呼び出すスクリプト(プラグイン)等の出力が Shift JIS の場合があるため、日本語 Windows にインストールした pandora_agent の設定では、以下のように Shift JIS でデータ(XML)を送信する設定にすると良いでしょう。

encoding        Shift_JIS

ただし、Pandora FMS サーバが利用している XML::Parser がデフォルトでは Shift_JIS マッピングファイルを持っていないため、Pandora FMS サーバ側での調整が必要です。Pandora FMS サーバ側の設定については、「日本語 howto サーバ編」を参照してください。

RHEL / CentOS 5.x でエージェントがメモリリークする場合の対処

Pandora エージェント 4.x 以降では、perl のスレッドライブラリをデフォルトで利用するようになっています。 ところが、RHEL/CentOS 5.x の perl パッケージではスレッドライブラリに不具合があり、エージェントバージョン 4.0 から 4.0.2 を利用している場合、エージェントがメモリリークを起こすことがあります。

その場合は、以下のいずれかの対応をします。

  • バージョン 4.0.2 およびそれ以前のエージェントでの対処

http://wiki.pandorafms.com/index.php?title=Pandora:FAQ_JA#Pandora_FMS_.E3.82.A8.E3.83.BC.E3.82.B8.E3.82.A7.E3.83.B3.E3.83.88_4.x_.E3.81.AE.E3.83.97.E3.83.AD.E3.82.BB.E3.82.B9.E3.81.8C_RHEL.2FCentOS.2FFedora_.E3.81.A7.E3.83.A1.E3.83.A2.E3.83.AA.E3.83.AA.E3.83.BC.E3.82.AF.E3.81.97.E3.81.BE.E3.81.99

  • エージェントのバージョンアップ

バージョン 4.0.3 以降のエージェントでは、RHEL/CentOS 5.x のスレッドライブラリの不具合を回避するためのコードが入っています。バージョン 4.0.2 以前のエージェントを利用している場合は、4.0.3 にバージョンアップすることにより問題回避可能です。 (リポジトリ上では、2012/8/15 に RHEL/CentOS 5.x のスレッドライブラリの不具合を回避するためのコードが、pandora_agent に入っています。)

いずれの場合も、RHEL/CentOS 5.x でスレッドを利用しないようにする対処で問題回避をしているため、RHEL/CentOS 5.x では、スレッドを利用する設定はできません。