サーバ編

データベースは何が良い?

Pandora FMS は、監視設定や監視対象の状態などをすべてデータベースに保存します。Pandora FMS 4.0 以降では、以下の 3つのデータベースに対応しています。

  • MySQL
  • PostgreSQL
  • Oracle

しかしながら、PostgreSQL に関しては利用ユーザがほとんどいないことから実績があまりないため、Pandora FMS 7.0 からは対応が廃止される予定です。

Pandora FMS 6.0 では Oracle の対応も積極的に行われてきています。ただし、Pandora FMS の初期のバージョンでは MySQL を前提として開発されてきました。そのため、現在においても Pandora FMS との組み合わせで最も実績があり安定して動作するのは MySQL です。

したがって、開発に協力したいという方以外、特に本番運用で Pandora FMS を利用される場合は、データベースには MySQL を利用することをお勧めします

また、PostgreSQL や Oracle との接続部分の(Pandora FMS の)実装において、マルチバイト文字の扱いにまだ不十分な部分があるため、PostgreSQL や Oracle との組み合わせでは日本語を使った場合にイベントが文字化けすることがあります。(MySQL との組み合わせではこのような問題は発生しません)

 

RedHat Enterprise Linux/CentOS 5.x 利用時の注意点

RHEL/CentOS バージョン 5.x に Pandora FMS をインストールすることはできますが、安定稼働のためには調整が必要です。

特別な理由がない限り、RHEL/CentOS を利用する場合はバージョン 6 以上を強くお勧めします。

perl のバージョンに関して

Pandora FMS サーバは、perl の thread を利用しています。 RedHat 5.x/CentOS 5.x 系のディストリビューションに含まれる perl は、バージョンが 5.8 系で、あまり thread の出来がよくありません。thread ライブラリがメモリリークする問題もあります。 Pandora サーバが停止する問題が発生する事例もあるようです。

従って、RedHat 5.x/CentOS 5.x は日本で良く使われている(使われていた)であろうディストリビューションですが、安定稼働面であまりお勧めできません。

Pandora FMS サーバをインストールするディストリビューションとしては、RedHat/CentOS であれば 6.x 系(rpm パッケージは Pandora FMS 4.0 以上で対応しています)の利用をお勧めします。

イベントにおける日本語文字化けに関して

RHEL/CentOS 5.x へ Pandora FMS をインストールした場合、日本語のエージェント名やモジュール名を登録していると、イベント表示が文字化けすることがあります。 これは、RHEL/CentOS 5.x に付属の perl モジュール、DBD::mysql のバージョンが古いことに起因します。

日本語のエージェント名やモジュール名を利用する場合は、DBD::mysql を 4.004 以降にバージョンアップしてください。なお、rpm パッケージは提供されていませんので、ソースからビルドする必要があります。