Pandora FMS jp では、ユーザのみなさんが作成した監視に便利なプラグイン(かつ日本語や日本独自のもの)を公開するための場所を提供しています。
Pandora FMS 本家に、モジュールライブラリというユーザのみなさんが作成したプラグインを登録するためのページがありますが、日本語環境を想定して作成されたものは登録することができません。 そのため、なかなか日本のユーザの方々が作成された監視プラグインを共有するのが難しい状態となっていました。
そこで、日本のユーザのみなさんの間で作った監視プラグインを共有する場を! ということで、Pandora FMS jp ではこのページを用意しました。
他のユーザのみなさんも使えるプラグインを、是非ライブラリのページに登録してください!
ライブラリのページは、https://pandorafms.jp/library です。
ダウンロードのみの場合は、
- ユーザ名: guest
- パスワード: guest
でログインしてください。(デフォルトでこれらが入力された状態になっています)
作成いただいたプラグイン等をアップロードされる場合は、別途書き込み権限を持ったアカウントが必要です。アカウント作成は、pandora-jp メーリングリスト宛に要望をいただくか、管理人宛(連絡先は「Pandora FMS jpについて」を参照)に依頼してください。
なお、プラグインの利用(ダウンロード)や登録に関しては、以下の点を守っていただくよう、お願いします。
- 各プラグインの著作権はその作者にあります。
- 各プラグインはオープンソースであり無保証です。(たまたま動かないものが登録されていても、怒らないでくださいね…)
- プラグインの実装等に関する議論は、ぜひ pandora-jp メーリングリスト にてお願いします。
ライブラリのページに登録されているプラグインの利用方法概要を以下に示します。
サーバプラグイン
Pandora FMS サーバにインストールして利用するプラグインです。
ダウンロードしたプラグインは、Pandora FMS サーバの任意のディレクトリにコピーします。 .pspz ファイルの場合は、「サーバ管理」→「プラグイン登録」からアップロードすることもできます。
その他、各プラグインに説明がある場合は、そちらも参照してください。
プラグインファイルをサーバに配置したら、「サーバ管理」→「プラグイン管理」よりプラグインを登録します。
登録したプラグインは、プラグインサーバモジュールとして登録したモジュールにより監視に利用できるようになります。
なお、プラグインサーバモジュールを使った監視設定の詳細については、公式ドキュメント(リモートモニタリング) を参照してください。
エージェントプラグイン
Pandora FMS ソフトウエアエージェントと共に利用するプラグインです。エージェントソフトと一緒に監視対象側にインストールして利用します。
ダウンロードしたプラグインは、監視対象の次のディレクトリにコピーします。
- RedHat/CentOS の場合
/usr/share/pandora_agent/plugins/
- FreeBSD の場合
/usr/local/share/pandora_agent/plugins/
なお、複数の OS 向けのファイルが用意されているプラグインでは、インストール対象のシステムにあった OS 用のファイルを利用します。 例えば、CPU 使用率を取得するプラグイン cpu.tar.gz を展開すると、次のようなディレクトリ構成およびファイルが展開されます。
cpu/ cpu.freebsd cpu.linux cpu.solaris
RedHat/CentOS であれば、cpu.linux というものを cpu というファイル名にリネームして上記ディレクトリに配置します。 その他、各プラグインに説明がある場合は、そちらも参照してください。
各プラグインは、pandora_agent.conf に次のように 1行設定を追加するだけで利用できます。
module_plugin プラグイン名
例えば、CPU 使用率を取得するプラグインである cpu であれば、
module_plugin cpu
です。 プラグインによっては、オプションが存在する場合もあります。詳しくは、各プラグインの詳細を確認してください。
また、pandora_agent.conf の書式詳細については、公式ドキュメント(ソフトウエアエージェントを使ったモニタリング) を参照ください。